夏の味方！キウイが持つ熱中症予防効果と注意点

8月に入り、暑い日が続きますね。
この季節に気をつけなければいけないのが、熱中症。

今回は熱中症予防に適しているフルーツ「キウイ」について紹介します。

熱中症に効果的と言われるビタミンCは、レモンのイメージが強いですが、実はキウイの方が多く含まれます。

キウイには、ビタミンCやクエン酸、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれていて、これらの栄養素は、熱中症予防に重要な役割を果たします。

ビタミンC
抗酸化作用があり、体内の活性酸素を減らすことで細胞を守り、炎症を軽減します。また、ビタミンCは免疫力を高める助けとなり、熱中症にかかりやすい体を守る役割を果たします。
クエン酸
熱中症対策に不可欠なナトリウムなどのミネラルの吸収をサポートする効果があります。
カリウム
カリウムは細胞内液に多く含まれており、不足すると細胞が脱水状態になります。細胞が脱水状態になると、熱中症を発症したときに内臓機能の低下を引き起こします。日常的にカリウムをとることで熱中症予防だけでなく、熱中症にかかった時の回復力を高めてくれます。

また、キウイにはグリーンキウイとゴールドキウイがありますが、ゴールドキウイにはグリーンキウイの2倍のビタミンCが含まれています。

キウイが熱中症予防に効果があることは間違いありませんが、単体で食べるだけでなく、以下の注意点も忘れずに守ることが重要です。

適切な水分補給
キウイのカリウムが体内の水分バランスを調整してくれますが、それだけでは十分ではありません。しっかりと水分を摂り、脱水を防ぐことが大切です。
熱中症リスクが高い時間帯の避ける
特に昼間の直射日光の強い時間帯は、屋外での活動を控えるか、適宜休憩を取るなど工夫しましょう。
軽い運動と休息のバランス
運動をする場合は軽めの運動にとどめ、十分な休息を取ることが大切です。