【ビタミンの効能】カロテン
カロテンは、ビタミンAと同じとして扱われることが多いですが、正確には、カロテンが、体内に吸収変換されて、ビタミンAとなります。
ビタミンAに変換されて、主に活性酸素を抑える効果があるので、皮膚の老化防止に寄与してくれたり、粘膜の健康(眼の健康維持など)を維持する手助けをしてくれたり、と言った効果があります。
カロテンは、カロテノイド系の色素のことなのですが、ビタミンAに変換されるカロテンは50種類ほどあり、β-カロテンをはじめ、α-カロテン、トマトでよく聞くリコピンもその一種です。
その中でも、β-カロテンが一番効率良くビタミンAに変換されます。
100gあたりのβ-カロテン含有量が多い野菜は、
紫蘇、モロヘイヤ、人参です。
β-カロテンは、サッと炒めるなど、少し熱を加えることで、吸収されやすくなります。
ただ、長い時間加熱すると、一部が壊れてしまう繊細さがあるので、その辺りは注意しながら、効率的に摂取しましょう。
NachuRa
pâtissier 羽佐田雄飛