【ビタミンの効能】パントテン酸
パントテン酸というビタミンは、あまり馴染みのないものかもしれません。
ただ、この名前の由来というのは、ギリシア語の"pan"、いたるところ、どこでもという意味から来ていて、パントテン酸は自然界に広く分布していることから由来されます。
そのため、特に偏った食生活をしていなければ、不足することはない水溶性のビタミンです。
ただ、その働きは非常に重要で、まず、エネルギーの代謝には欠かせません。また、抗体や免疫の生成、解毒作用、ストレスを抑える働きなど、様々なところに作用します。
そのため、欠乏症は避けたいビタミンです。
パントテン酸が欠乏しているということは、極度の栄養失調に陥っていることと同義です。痺れや、頭痛、疲労、不眠や食欲不振など、様々な身体の異常が現れます。
鶏肉や卵、牛乳や豆類、トマトなどに多く含まれていて、そのほか様々な食材に含まれているので、日頃からバランスの良い食事を心がけましょう。
NachuRa
pâtissier 羽佐田雄飛